ケロロ軍曹に登場する東谷小雪ちゃんとはあんまり関係ない記事サイト。
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死種の監督はこの歌を聴いたとき「キラの歌」といったそうですが、ここでは「シンの歌」として歌詞を分析したいと思います。
※AAやラクスのファンの方は読まないでください。
握った拳の強さで砕けた 願いに血を流す掌
果てない翼と鎖はよく似て 重さで何処にも行けずに
失くすばかりの 幼い眸(ひとみ)で シンは大切な人をたくさん失いました。両親、マユ、ステラ……そのたびにシンは涙を流していました。守ると決めたのにもかかわらず、ステラを失ってしまったシンはまさに亡くすばかりの…でしょう。 人は還らぬ星を偲う
シンは死んだ人のことをよく思い出します。還らぬ星とはまさに死んだ人のことであり、偲うという表現は静かに大切に祈るということでしょう。 掲げたそれぞれの火を命と咲かせて 運んで行く事が運命
カガリの父親であるウズミ氏が言った言葉が当てはまります。「想いを告ぐものがなければ全て終わり」シンはこの言葉を聞いてはいませんが、誰よりもこの言葉にふさわしいのがシンのような気がします。失われた命は生き返らなくても、その想いは受け継ぐことが出来る。戦争の犠牲者であるシンには、死んでいった人たちの無念が痛いほどわかったことでしょう。その想いを抱いて戦争を終わらせるためにデスティニーというMSで戦場に赴くのでしょう。命を運ぶと書いて運命……失われた人の意思を受け継いで平和のために戦うというのがシン・アスカのデスティニーなのでしょうか。 輝き刻む...誰もが優しい刻の傷痕....
シンが光の翼とシャイニングフィンガーを駆使して(輝き刻む)戦争を終わらせて暖かくて優しい世界を作っても(誰もが優しい刻)シンの傷=過去は癒えない(傷痕)ということでしょうか…? 終わって泣いても代わりを作って 全ては忘れるために在る...?
シンは言いました。「いくらオーブに綺麗な花が咲いても、死んだ両親やマユは戻らない」と。しかしキラはこう言いました。「いくら吹き飛ばされてもまた花を植えるよ」と。平和な世界を願い、二度と吹き飛ぶことのない世界を望んだシン。対するキラは自由な世界を選び、吹き飛んだらまた植えればいいともとれる発言をしました。根本的なところで全く意見の違う両者が戦うのは必然だったのかもしれません。スペシャルでは和解して握手しましたが、あの時はシンの精神状態が限界に来ていてまともに思考できなかったのでしょう…。マユやステラを殺した張本人であるキラをあっさり許せるはずがありませんから。
明日というのは平和な世界のことだと思います。戦争のない世界を作るのはとても難しいことだけれど、それでもやらなければならない…そういう意味での【でも】でしょう。
消えない君だけが真実
消えない君だけが真実。マユやステラはシンの心の中で消えることはない。そしてマユやステラが死んだ事実がシンにもたらすものは何か。戦争によって無慈悲に人が死んでいく世界…これが生きることだなんて悟ったようなことをシンには言えないでしょう。
残して此処に...眩しく儚い僕らの痕を....。辛い過去を忘れるな、過去を消すなということだと思います。一瞬の閃光で命が奪われた…。
以上の三点に加え議長が提案した【戦争がなくなって平和になるかもしれないデスティニープラン】と【それに対するラスクの反応=戦争がなくても自由じゃなければ死の世界】から考えると・・・。
戦争がなくなって平和になるかもしれない世界を【死の世界】として否定し、戦争をして人が死ぬけど自由な世界を【生の世界】だと言い切ったラクス。だがシンはラクスの言う【生の世界】を受け入れられない。なぜならシンはラクスの言う【生の世界】で起こった戦争によって大切な人をたくさん失っているからです。戦争の犠牲者たちを忘れ、一瞬の内に奪われた命を、残された人々の思いを……それを無視した(民衆は大多数が議長を支持しているようでした)ラクスたちに対して、シンだけでなく【全ての犠牲者が怒り、訴えている】……ということではないでしょうか。
平和のために戦い何より【命】を大切にしたシン。死んだ者達の無念も引継ぎ己を犠牲にして戦い抜いたシン。まだ幼く、涙を流すこともある・・・それでもシンは最後(戦争の現況だったロゴスを倒すところ)まで戦い抜き、平和な世界への礎を築いた。 が、その後議長によって発表された【デスティニープラン】を、よくわからない理由で【死の世界】だと決め付けたラクスクライン。終わったはずの戦争をぶり返し、平和な世界を作ろうとしていた議長を、やはりよくわからない理由で殺害した。その後オーブには花が咲いたので、よかったよかった。また戦争が起きたら戦って終わらせるから大丈夫だし、戦争の跡地には花を植えるからいいよ、という結論が出ました。
「何でオレがそんなやつらと握手しなければならないんだ・・・!?」 「こうして死の世界が生まれた。おしまい」 「僕はラクスに言われたとおりにやっただけだよ」 「問題はラクスを絶対正義とする脚本。ならびにデスティニープランが死の世界であるという根拠を視聴者に示せなかったことだろうな」 「ていうか…途中からヴェスティージ関係ないよね」 ※こんなん書いてますけど、私はシンもレイもキラもアスランも好きです。 PR ![]() ![]() |
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