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今回はアスランについて書いてみようと思います。
※(アスランファンの方は絶対に読まないでください。)

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←部下と目をあわさないようにしているアスラン・ザラさん。

 


アスランといえば【シンよりも大局を見ていて大人】だとか【行動と言動が一致していない】とか【キャラが変わった】などと様々な意見がとびかっていますが、個人的にはそれらの意見はおおむね正しいと思っています。シンより大局を見てはいるけれど行動と言動が一致しておらずころころキャラが変わる、とういうのがアスランなんじゃないかなあと。なんのこっちゃとお思いでしょうが、そういう奴なんだと思いますよ、アスランは。

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いきなり結論を言うと、アスランの行動原理は【正義】です。





「救助した民間人を人質にとる…そんな卑怯者と共に戦うのがお前の正義か、キラ!」
上の台詞は種時代のものですが、敵である地球軍として現れたキラに対してアスランが言ったものです。戦争に卑怯もヘチマもないと思いますが、アスランには人質をとる地球軍が許せなかったのでしょう。キラに向かって【正義】なんて言葉が飛び出すあたり、少なくともアスランにはザフトとして戦う正義があったように思います。といっても正義なんてものは人それぞれなので、アスランの正義が具体的にどのようなものかは解りません。死種時代にもこんな台詞があります。
「戦争はヒーローごっこじゃない!」
これはシンに対しての台詞ですが、これってもろに【正義の味方に憧れてたけど挫折した大人】の台詞だと思うんですよね…。つまり死種時代のアスランはかつて抱いていた【正義】を見失っているんじゃないでしょうか。うーん、無理やりな感があるかな…。

アスランは軍人です。軍に志願した理由は母親がいたユニウスセブンが地球軍の核攻撃で壊滅したからだそうです。その割にはアスランはあまり母親のことを思い出しません。別に親不孝者だといいたいわけではなくて、アスランの戦う理由は家族を殺された憎しみよりも自身の正義感の方が強いからなんじゃないかなあ、と。

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戦争の犠牲者という点でいうと目の前で家族を失ったシンと違って、アスランは安全なところからTVで見ただけですから、シンとは違う気がします。シンは家族を殺された過去に縛られているからこそ、真っ直ぐでいられると思うのですが、アスランはそうでないからふらふらしてしまのではないでしょうか。シンより大局を見ているといったのは、どうしても戦争の犠牲者の視点になってしまうシンとは違って、アスランはどちらかというと軍人視点で見ているからです。特に死種時代はそんな気がします。
 行動と言語が一致していない点については、アスラン自身が明確な考えを持っていないからでしょう。【正義】という行動理念はあいまいなものですし、自覚もなかったでしょうから。その場その場で意見が変わってしまうのは、状況に応じて【より正義っぽい】言葉を選んでいるからではないかと。すぐに脱走するのも、【あっちの方が正義っぽい】という考えなんじゃないかなあと思います。種時代に、ナチュラルとの単なる殺し合いになりそうだったザフトを抜けてキラ達の側についたのも【正義っぽく】見えますし、死種ではデュランダル議長が【正義っぽかった】のでザフトに戻ったのだと思います。その後またザフトを脱走しますが、これはミーアが「逃げないと殺されちゃう!」などと言ったためデュランダル議長に正義を見ることが出来なくなったためでしょう。あ、キラを撃つようにいったのもありますね。それは正義だと思いますが、アスラン的にはダメだったのでしょう。
アスランの場合は裏切りという行為を、オレは迷った挙句【正義】を見つけたみたいに感じてるとこもある気がします。よく考えて話し合う前に逃げちゃうんですね。それで敵対してさも自分が正しそうに説教をたれる。キラにもシンにも。【脱走】はアスランにとってなんらかの【正義】なのでしょう。あるいは【正義】へいたるための手段?

nikoru.jpg



「戦わなくちゃいけないな、僕も」




というのはアスランと仲良しだった二コルの台詞ですが、二コルの戦う理由も【プラントを守る】といった正義感からきたもののようでした。共通の【正義】を持っていたからこそアスランとニコルは仲良くなったんじゃないかと…。うーん、イマイチ上手くまとめられません。だいたいアスランの行動が支離滅裂すぎるからな……。

とりあえず無理やりにまとめてみると、

chara_08.jpg


判断力のなさを行動力でカバーするアスランはカツ・コバヤシそっくりだということですね!




いや、なんていうか、似てませんか?後先考えずに突っ走っちゃうところとか…。それでなんとかなっちゃうところは違いますが。ああ、ようするに能力だけは抜群に高いカツですかね。アスランはもっと独房に入れられたり修正されればいいと思います。でもそうなる前に逃げちゃうんですね。そしてそれをさも正しいことのように開き直って、元同僚に説教を垂れる。結局アスランは何にもわかってないけど、とりあえず行動してみて【オレはオレなりに考えて動いてる】ってことを示したかったんじゃないですかね。それが彼の∞ジャスティなんじゃないでしょうか。困ったことがあったら逃げまくって、逃げたことを肯定して、また困ったら逃げる……そんな風にしか見えません。

というか、やっぱりアスランについては謎過ぎます。分析は不可能です。

でもそんなアスランが好きだったりします。

よろしければこちら↓もお願いします。
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コメント
無題
やぁ
【2006/12/21 15:24】 NAME[わかめ] WEBLINK[] EDIT[]


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